今日はお盆の送り火となりました。

ここ数年提灯を抱えてお墓まで家族で歩いたり自動車で移動する家族の方が少なくなっているような気がします。

今日も皆で祖母の家に行きましたが、母は祖母の対応をどうしていいのか、戸惑っているようです。確かに私の目からも祖母は一段と老いて行っているようにも感じるし、耳が以前より聞こえないようにも思います。

母から去年のクリスマスイヴに起きた出来事の話しをクリスマスから3ヶ月経ってから聞きました。それは両親がクリスマスの日、両親の友達と食事会をするので、クリスマス料理とケーキを祖母の家に持って行ったそうです。母としては一緒に食べることはできないけれど、せめて美味しい料理を祖母に食べてもらおうと持っていったそうです。

それから3ヶ月経って祖母の誕生日会を家でした時に、「一人で食べるクリスマス料理に涙がでてきた。」と祖母に言われたそうです。母としては、それこそどうしたらよかったのか・・・と悩んでしまったそうです。

それ以来、母は以前にも増して祖母の気持ちはどうなのだろうと考えるようになったそうです。去年のクリスマス事件から母は祖母に対して戸惑っています。母を見ている私もどうしていいのか分からなくなっています。

 

 

【カウンセラー由美子氏の傾聴】
あんりちゃんはお母様が戸惑っていらっしゃる事、そういうお母様を見てあんりちゃんもどうしていいのか分からなくなり辛くなっているのですね。人は往々にして自分の事だけを考える気質を持っていると思います。それは当然の事だとも感じます。そして歳を重ねれば重ねる程、自分の事でいっぱいになるのかもしれません。人を思いやる気持ちって素晴らしい事です。でも、自分にゆとりや余裕がないと考えられなくなるような気がします。お母様はあんりちゃんにお祖母様とあんりちゃんとの昔話し・エピソードを尋ねたことはありますか?きっとたくさんの思い出やエピソードがあったに違いありません。その時、お祖母様はお母様やあんりちゃんの事をいつも一番に思ってくれたのではないでしょうか!お母様はそんなお祖母様と今の状況があまりにかけ離れていることに戸惑い、受け止めることができないのかもしれませんし、心の整理がうまくいってないのかもしれません。そこのところをもう少しあんりちゃんがお母様に尋ねてみると何か感じることもあるのではないでしょうか!いままでも『共感』することの難しさをお話ししてきました。共感することは俯瞰することとも違うと思います。これからいろいろな場面で感じていくことになると思います。

カテゴリー: Annry's Diary

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